4.29に載せた日記・コラムを読んだ方から「このギターについてもっと詳しく教えてください」という嬉しいメールがあった。調子に乗って今日もギターの話しである。

 そもそも僕が自分でギターを作ってしまおうと思ったきっかけは、

市販のギターが高くて買えないから

市販のギターでは自分の好みに合わないからである。このギターは実はネックが短い。写真では分からないだろうが、一般的なギターより0.75インチだけ短くなっている。この形(テレキャスターといいます)でこのスケールを採用しているギターは僕が知る限り存在しない。見ただけで分かるような違いではないが、長さが違うと弾きやすさだけでなく、弦の張力も変わってくるのでサウンドも変わる。どうしてもこの形でこのスケールのギターを弾いてみたかったので自分で作ってみたのである。

 ネックも注文通りに作ってもらったのだが、メーカーの生産ではないのでヘッドにロゴが入っていない。そのままだと寂しいので自分でアバロン貝を買って来て、ロゴを削って入れた。僕はこのアバロン貝の輝きが大好きである。ロゴはこのセンターと同じ「SGW」にした。貝を削ってその型通りに木も削って・・・。かなり難しい作業だったが、素人にしては上手くいったと思っている。因みにアバロン貝は日本で買うと高いのでベトナムから輸入した。めちゃくちゃ安かった! ↑クリックすると拡大表示出来ます。

 ギターの音を拾うP.U.というパーツもアメリカのジョン・サーと、リンデイ・フレーリン、それからジョー・バーデンという人のハンドメイドだ。どちらも大量生産にはない肌理の細かさがある。滑らかで伸びやかな美しい音を出してくれるのでとても気に入っている。

 またまた、家庭教師とは関係ない日記になってしまった・・・。すこし調子に乗りすぎかな。

2009.5.1 家庭教師センター SGW  代表 佐藤 真史

 ある日、僕が「算数の宿題やった?」と生徒に聞いたら「やったよ。」と言ってノートを見せてくれた。生徒を疑いたくはないのだが、普段からあまり宿題をやってくれない子だったので一応チェックした。そうしたらかなり難しい問題もあったのに全部マル。しかも途中式や考え方は一切書かれていなくて、答だけ書いてある。

「ははあ。さては解答を丸写しにしたな。」と思いながら眺めているとノートに「右図」とある・・・。鋭い方ならお気付きだと思うが、市販の問題集などでグラフを書かせる問題や図に書き込む問題などでは、印刷スペースの都合上その欄に解答が載せられない。そのため、グラフや図などが別の場所に書いてあるときがある。そういう場合、解答欄には「右図」とか「上図」とだけ書いてあるのだ。その子は解答を丸写しにするとき、そんなことには気が付かず「右図」と書き写してしまったのだ。しかもご丁寧に堂々とマルがついている・・・。もう怒る気もしなくなってしまった。

 生徒の皆さん、やるなら上手くやりましょう。丸写しするときも適当に間違えておきましょう。それくらいの要領の良さがあったほうがいい。でも、こちらもプロです。どんなに巧妙にやっても分かるものなのだけどね。

2009.5.3 家庭教師センター SGW  代表 佐藤 真史

 今日、ラー油を作った。友人に話したら「ラー油って作れるの?」って聞かれた。ラー油は簡単に作れる。しかも市販のものより格段に美味しい。

 そもそも僕がラー油を自分で作り始めたのは

市販のラー油が高くて買えないから

「石垣島ラー油」((有)ペンギン食堂)に出会ってからだ。最初に味わったとき、今まで僕の中にあった「ラー油観」が木っ端微塵に砕かれた。ラー油が美味い!と感じたのは初めてだった。以来これ以外のラー油は買えなくなったのだが、これは「幻のラー油」と僕が呼んでいるくらい売ってない。売っていても「一人1個まで」となってしまっている。製造元に問い合わせたら「1年待ち」と言われた。でも、めげずに「待ちます!1ダースください!」とオーダーした(すでに半年位待っているが)。待っている間、市販のものでは満足出来ないので自分で作ってみたのである。作り方は本当に簡単だ。

  1. 七味唐辛子の粉末を適量ボールに用意する。
  2. ごま油でねぎ・にんにく・しょうがを焦げ目がつくまで揚げる。
  3. ねぎ・にんにく・しょうがを取り除いた熱い油(170℃くらい)を1.に注ぐ。
  4. 冷えたらさらに同量か2倍の量のごま油を加え、黒砂糖と塩を少量溶かす。

これで出来上がりだ。本当に簡単で美味しい。「石垣島ラー油」には敵わないが・・・。

で、ラー油といえば餃子だが、実は他にも色々使える。ラーメンは当たり前として、チャーハン、炒め物、味噌汁、冷奴、サラダ、たまごかけご飯・・・。最近気に入っているのが、日本そば!めんつゆに適量入れると風味が最高になる。是非お試しあれ!

  また、家庭教師と関係ない話をしてしまった・・・。

2009.5.8 家庭教師センター SGW  代表 佐藤 真史

 我が家では犬を2匹飼っている。2匹に血のつながりはないのだが兄弟のように育てている。どちらもめちゃくちゃカワイイ。ものすごく散歩が好きで、1日に何回も連れて行く。大変だけれどカワイイから許してしまう。「親バカ」ならぬ「飼い主バカ」です。朝は早くに起こされて散歩に行く。それも尋常じゃない早さだったりする。5時とか・・・。この前は4時半頃起こされた・・・。冬はまだ暗かったりするんですけど・・。でも、ちゃんと起きて連れていく。「飼い主バカ」ですから。

 弟の方は、若いせいかイタズラばかりする。壁紙を破ったり、おもちゃのぬいぐるみを破壊したり・・・。新しく買った靴を玄関に置いておくと、珍しいからか必ずかじられる。先日もお気に入りの靴をやられた。めちゃくちゃ怒ったのだが、こんな格好(写真参照)で「ごめんなさい」されるとたちまち「怒ってごめんね。」とこちらが謝ったりしている。「飼い主バカ」ですから・・・。

2009.5.10 家庭教師センター SGW  代表 飼い主バカ

 家庭教師をしているとき、生徒の後ろにお母様が座って聞いている家庭があった。お母様としては「子供がしっかり授業を聞いているか」をチェックしたいのだろうが、あまりお勧めしない。後ろでお母さんが見張っていると、逆に子供は集中出来ないのである。指導中にチラチラとお母さんの方を見るし、「では、これは何cm?」と聞くと「5cm?」と答えた瞬間にお母さんの顔色を窺う。しかも違ってるし・・・。集中すれば出来るお子さんなのに・・・。

 もっとすごい家庭があった。生徒のとなりでお母さんが僕の説明をノートに取っているのである。「子供が聞き漏らしても大丈夫なように・・」とおっしゃっていたが、そんなことをするから生徒は安心して聞き漏らしてしまうのだ。

 長くやっているといろんな家庭がある。授業を録音していた家庭もあった。結局聞きなおす時間がなく、意味がなかったようだが・・。

 どのご家庭も「我が子の成績をあげたい」という気持ちがそうさせるだろうが、どれもあまり効果が出ていない。結局、子供を信じてあげることが一番なのである。

2009.5.14 家庭教師センター SGW  代表 佐藤 真史

 私は昔から皮革製品が大好きである。革の質感は他のものでは絶対に出せない独特のものがあるし、新品の時の匂いも堪らない。耐久性に優れているところもいい。高校時代に買った革ジャンは今でも着られる。

 革といっても色々ある。牛・羊・豚・馬・鹿・山羊・・・。それから所謂エキゾチック・レザーといわれるものもある。ワニ・トカゲ・蛇・エイ・サメ面白いものではウナギなんてのもある。昔はエキゾチック・レザーは大嫌いであった。ワニや蛇など「趣味悪いなあ」と思っていたほどだ。だが、蛇(特にパイソン)の模様をじっと眺めていたらあるとき「美しい・・・」と思ってしまった。で、今ハマッているのがパイソンである。写真のようにかなりの数集まってしまった。財布・手帳・カードケース・ジッポー・携帯灰皿・キーホルダー・・・。右上のものはペンケースなのだが、実はこれは自分で作ったものだ。パイソンの皮を買ってきて、牛革に貼り付け手縫いしたものだ。初めてレザークラフトに挑戦したがなかなかに楽しい。初めてなのであまり上手く出来なかったが実用には十分だ。

 パイソン・・・じつに美しい。

2009.5.17 家庭教師センター SGW  代表 佐藤 真史

 コンビニのレジには「年齢キー」というものがあるのをご存知だろうか?「年齢キー」というのは僕が考えた名前なので正式名称ではないと思うが・・・。会計の際、レジで店員さんが最後に押すボタンを良く見て欲しい。赤と青に分かれて数字が「9」「19」「29」「49」「50」と書いてある(記憶を元に書いているので多少の誤差はあるかもしれない。コンビニによっても違うかもしれない。)。

 これは、買い物をしたお客さんの性別と年齢をマーケティングするためにつけられている。赤が女性、青が男性を表し、数字が年齢を表している。

 もうお分かりだろうが、この「年齢キー」非常に頭にくる!少し前までは「29」を押されていたのに、最近では「49」・・・。いちいちお客さんに年齢を聞くわけにもいかないので、店員さんが見た目で判断するのであるが、その「判断」に腹が立つ!バイトなのか若い女の子に限って「49」を押す。しかも力いっぱい・・・。

 まあ、確かに年齢的に合っているのだけどね・・・。

2009.5.21 家庭教師センター SGW  代表 佐藤 真史

 音楽を聴くときはヘッドフォンをしている。元々は住宅事情によりスピーカーでは音量を上げられないために仕方なく使っていたのだが、今ではヘッドフォンの虜である。そこそこ高価なヘッドフォンはその辺のスピーカーなど軽く凌駕する良い音である。スピーカーでは再現できない音もしっかり聴こえる。

 はまってしまうと凝る性質なので色々試してみた。ヘッドフォンもいくつか試したし、ヘッドフォンケーブルも変えてみた。究極なのが写真のヘッドフォン真空管アンプである。これはCDプレーヤー等の出力端子とヘッドフォンの間に入れる機材だ。これを入れると堪らなく良い音になる。知人に話したら「CDプレーヤーに直接ヘッドフォンを挿せばいいじゃない。ヘッドフォン端子はついてないの?」と聞かれた。もちろんついている。しかし、CDプレーヤーについているヘッドフォン端子はスピーカーで音が鳴らせないとき用の「オマケ」のようなものだ。積極的に良い音にしようと設計されていない。だから、ヘッドフォンアンプを出力端子につないだ方が格段に音は良くなる。しかも、これは「真空管」。音に暖かみが出る。ハイファイな音ではないが、本当に良い音だ。真空管アンプは高いので自作しようと思ったのだがネットで調べたら中国で安く売っていた。作りに不安があったが問い合わせるとちゃんと日本用に電圧をなおしてくれたし、つくりも悪くない。音は最高だし・・・。

 また、マニアックな日記になって申し訳ない。でも、真空管・・・最高である。

2009.5.24 家庭教師センター SGW  代表 佐藤 真史

 今日、電車の中にガ(蛾)がいた。蛍光灯の周りで飛び回っていた。それを見て何か嫌な予感がした。昔から僕は虫に好かれる・・・。よせばいいのにあらゆる虫が僕に向かって飛んでくる。今日もそんな気がしていた。

 そのガを見ていたら「チョウ(蝶)とガ(蛾)には生物学的違いはない」という話しを思い出した。「羽を閉じてとまるのがチョウ、広げてとまるのがガ」というのも嘘らしい。チョウでも広げてとまるものもいればその逆もあるとのことだ。つまり、元来同じ種類なのに見た目がキレイか汚いかで分類してしてしまっているだけなのだ。 フランス語のパピヨンはチョウもガも両方を指す、という話も聞いたことがある。

 これは差別だ。人は見た目で判断してはいけない!と言っているのに昆虫だったら良いのだろうか?いけないはずだ。そもそもガに罪はない。生まれてくる色や姿を選べない。今度からチョウとガを区別するのやめよう!と思った瞬間に目の前にさっきのガが突然迫ってきた。あまりにびっくりしたので右手で思いっきり払ってしまった・・・(差別してるし・・)。手の甲に確かな感触を残して斜め前に座っていたおばさんの右足に着地した。差別されたショックからかガは飛ばずにおばさんの足でいじけている。おばさんが寝ていて良かった。

 やはり僕は虫に好かれる。(もう少し人間に好かれたい・・・)

 

2009.5.31 家庭教師センター SGW  代表 佐藤 真史

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