音楽を聴くときはヘッドフォンをしている。元々は住宅事情によりスピーカーでは音量を上げられないために仕方なく使っていたのだが、今ではヘッドフォンの虜である。そこそこ高価なヘッドフォンはその辺のスピーカーなど軽く凌駕する良い音である。スピーカーでは再現できない音もしっかり聴こえる。
はまってしまうと凝る性質なので色々試してみた。ヘッドフォンもいくつか試したし、ヘッドフォンケーブルも変えてみた。究極なのが写真のヘッドフォン真空管アンプである。これはCDプレーヤー等の出力端子とヘッドフォンの間に入れる機材だ。これを入れると堪らなく良い音になる。知人に話したら「CDプレーヤーに直接ヘッドフォンを挿せばいいじゃない。ヘッドフォン端子はついてないの?」と聞かれた。もちろんついている。しかし、CDプレーヤーについているヘッドフォン端子はスピーカーで音が鳴らせないとき用の「オマケ」のようなものだ。積極的に良い音にしようと設計されていない。だから、ヘッドフォンアンプを出力端子につないだ方が格段に音は良くなる。しかも、これは「真空管」。音に暖かみが出る。ハイファイな音ではないが、本当に良い音だ。真空管アンプは高いので自作しようと思ったのだがネットで調べたら中国で安く売っていた。作りに不安があったが問い合わせるとちゃんと日本用に電圧をなおしてくれたし、つくりも悪くない。音は最高だし・・・。
また、マニアックな日記になって申し訳ない。でも、真空管・・・最高である。
2009.5.24 家庭教師センター SGW 代表 佐藤 真史