5月31日の日記・コラムに「チョウとガ」の話しを書いた。今日も昆虫の話をしてみたい。

 昆虫を調べていくと驚かされることばかりだ。

 ハサミムシにはメスが卵を生んで子供が孵化すると自分の身体を食べさせる種がいる。当然そのメス(母親)は死ぬ。これを初めて知ったときびっくりした。何という愛情なのだろうか。親が子を愛するのは当然として、ここまでそれが具現化されている例があるだろうか・・・。当の本人は愛情ではなく本能でしているのだろうが・・・。

 蚕の成虫であるカイコガには口がない。これも驚きだ。成虫になってからは何も食べないのだ。ただ繁殖するために成虫になる。すごい世界だ。

 女王アリは結婚相手を決めるとき、空高く飛び上がる。それを多数の雄アリが追いかける。女王アリは身体が大きく体力があるので雄アリより高く飛べる。一番高く飛べた1匹の雄アリだけが女王アリと交尾が出来る。他の雄アリは力尽きて地面に落ち、死んでしまう。交尾した雄アリも死んでしまうのだが・・・。ちなみに交尾は空中で行う。強い子孫を残すための行為とはいえすごくシビアだ。

 他にも挙げたらキリがないほど驚く話がいっぱいある。つくづく人間で良かったと思う。

 虫に好かれる僕は前世は虫だった気もするが・・・。

 

2009.6.2 家庭教師センター SGW  代表 佐藤 真史

 壁についているコンセントの穴を良く見て欲しい。左右で穴の長さが違っているのをご存知だろうか?左側が長くなっている。これは左側にはアースが取られていることを示している。「アース」とは文字通りearthつまり地球のことだ。高圧電流が何らかの原因で機器に侵入したのを地球(地面)に逃がしてくれるもので、英語ではグラウンド(ground)とも言う。ただ、この左側のアースは洗濯機やクーラーなどの漏電による感電を防ぐためのアースとは違うので、洗濯機などのアース(緑色の線)をつないではいけない。

 オーディオ機器などで発生したノイズはこのアースを使って取り除くことが可能だ。音にシビアなプロのスタジオなどでは必ずこのアースを意識して接続している。接続の仕方は簡単だ。コンセントのコードを見ると片方に白い線(あるいは文字)が印刷されている。この白い線にはアース線が入っている目印なので、こちらを左側(長い穴)に接続すれば良い。これだけでノイズを減らすことが出来る。オーディオであれば音がクリアーになり音圧も増す。

 逆につないだからといって壊れることはないが、試してみてほしい。

2009.6.7 家庭教師センター SGW  代表 佐藤 真史  

 先日コンセントの日記を載せたとき、思い出した話がある。

 オハイオ州にあるエジソン博物館に行くと彼が作成した電球がある。(当方は行ったことがないのだが・・・)その電球は1879年に作られたものだから今から130年前のものだ。しかし、電源を入れるとまだちゃんと点く・・・・。驚きである。電気屋で買う現代の電球は2,3年で切れてしまうのに。

 これは、現代の電球がわざと「すぐ切れるように」作られているためである。技術的には半永久的に切れない電球は作成可能だそうだ。でも、作らない。なぜなら、もし、100年切れない電球を販売すると1回買ったきりお客さんが100年買いに来てくれない。これでは電気屋さんもメーカーも倒産してしまう。仕方が無いことなのだろうが、釈然としない。

 これは電球に限ったことではない。車もパソコンもテレビもある程度の期間が過ぎれば壊れるようにわざと作ってある。理由は電球と同じだ。「使い捨てはやめよう!」、「使い捨ての時代は終わった!」などと言われるが、やめることなど出来るはずがないのだ。みなさん、生活がかかってますから・・・。でも、釈然としない・・・。

2009.6.9 家庭教師センター SGW  代表 佐藤 真史

 先日の電球の話で思い出したことがある。

 ピラミッドの内部には見事な壁画が描かれているが、明かりを取り込む窓など無い真っ暗な部屋でどうやって描いたのだろうか?当然、松明(←これで「たいまつ」と読みます。)を焚いてその灯りを元に描いたと推測されるが、それは間違いのようだ。松明のような火を焚くと必ず壁や天井に煤が残る。ピラミッドの内部のどこを探しても煤は見つからないそうだ。

 左の写真を見て欲しい。(クリックすると拡大表示されます)これはエジプトのデンデラ神殿の地下壁画なのだが、奇妙な形をしたものが描かれている。皆さんにはこれが何に見えるだろか?やはりどうみてもこれは「電球」である。大きさは大きいがフィラメントやソケット、さらには電源につながるケーブルまで描かれている。ピラミッドの時代に電球があったのだろうか?電球は1879年にエジソンが発明したものだが、それよりはるか昔の紀元前に電球があったのだろうか?謎である。でも、これを電球と考えるとピラミッドの壁画の謎も解けるのである。

 皆さんはどう考えますか?

2009.6.11 家庭教師センター SGW  代表 佐藤 真史

 ザリガニの話しをしたい。僕くらいの年齢、あるいは僕よりご年配の方は小さい頃ザリガニ釣りをしたはずだ。捨てるほど釣れた。しかし、最近ではめったに見かけない。ニホンザリガニは2000年に絶滅危惧品種に指定されていることからも分かるように殆ど見かけなくなった。

 ところでこのザリガニだが、小さい頃から非常に疑問だったことがある。ザリガニは「カニ」という名前が付いているが、姿かたちはどうみても「エビ」である。だから正確には「ザリエビ」ではないのか?長年疑問だったが調べようとはせず忘れてさえいた。最近、また気になりだして調べてみた。そうしたら、やはりザリガニは生物学的分類ではカニではなくエビだった。大きなハサミを持ったものは全てカニと呼んでいたことや、淡水に住むものをカニと呼んでいたことなどが重なり、「カニ」と呼ぶようになったそうだ。なんだか、とてもすっきりした。

 みなさんは、僕のように長いこと放っておかず、疑問に思ったことはすぐに調べよう!

2009.6.15 家庭教師センター SGW  代表 佐藤 真史

 蚊の季節になってしまった。彼らにとっては生きるために仕方が無いのだろうが、刺されると異常に腹が立つ・・・。

 ところで蚊はメスしか刺さない。オスは花の蜜や樹液を吸っている。いや、メスも普段はオスと同じものを吸っているが産卵の前だけ人の血を吸う。一時的とはいえオスとメスで食べるものが違うのは奇妙だ。

 つくづく昆虫は不思議である。チョウは幼虫のときは葉を食べているのに成虫になると花の蜜を吸う。年齢で食べ物が違いすぎる。トンボは幼虫(ヤゴ)の時は水の中に住んでいて成虫になると陸(空)にあがる。年齢でこんなに環境が違う生き物があるだとうか?

 やはり、昆虫は地球外生命体(宇宙人)なのだろうか?

 僕自身はこの意見に賛成である。昆虫とそのほかの生物の起源が同じとはどうしても思えない。足は6本だし、変態するし、触覚はあるし、目は複眼だし・・・。やはり地球外生命体としか思えない・・・。DNAレベルで見れば人間などの生物と昆虫は大差ない、と反論されそうだが、地球環境に適応するには似通ったDNA配列になるのは当然だとも思える。なにより、地球外生命体と考えた方がロマンがある。

2009.6.21 家庭教師センター SGW  代表 佐藤 真史

この日記・コラムでも紹介したが、私はギターが大好きだ。弾くのも好きだが作るのも大好きである。2本作ったので満足していたのだがもう一本作りたくなった。

 今回も当然Hand Madeにこだわってみようと思っている。とりあえずボディーは決定した。今回お願いしたのはアメリカの個人製作家Bill Landy氏だ。左の写真はBillが完成写真を送って来てくれたもので、これだけ見てもゾクゾクくる(変ですか?)。トップ材は僕の大好きな材であるメイプルだ。このように杢目が出たものは非常に高価で、ここまで厚くトップに使われているギターは殆ど無い。これを日本でオーダーしたら大変な額になるだろう。バック材はサペリという材でエレキギターに使われることはまずないであろう材だ。どんな音になるのか今から楽しみである。今日、日本に発送したとのメールが届いた。とても楽しみだ。

 まだ、ボディーだけでこれからネックも作製しないといけないし、パーツも集めないといけない。急いでいるわけではないのでゆっくりと製作するつもりだ。完成したらこのコーナーで紹介したいと思っている。

2009.6.25 家庭教師センター SGW  代表 佐藤 真史

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