先日の電球の話で思い出したことがある。
ピラミッドの内部には見事な壁画が描かれているが、明かりを取り込む窓など無い真っ暗な部屋でどうやって描いたのだろうか?当然、松明(←これで「たいまつ」と読みます。)を焚いてその灯りを元に描いたと推測されるが、それは間違いのようだ。松明のような火を焚くと必ず壁や天井に煤が残る。ピラミッドの内部のどこを探しても煤は見つからないそうだ。
左の写真を見て欲しい。(クリックすると拡大表示されます)これはエジプトのデンデラ神殿の地下壁画なのだが、奇妙な形をしたものが描かれている。皆さんにはこれが何に見えるだろか?やはりどうみてもこれは「電球」である。大きさは大きいがフィラメントやソケット、さらには電源につながるケーブルまで描かれている。ピラミッドの時代に電球があったのだろうか?電球は1879年にエジソンが発明したものだが、それよりはるか昔の紀元前に電球があったのだろうか?謎である。でも、これを電球と考えるとピラミッドの壁画の謎も解けるのである。
皆さんはどう考えますか?
2009.6.11 家庭教師センター SGW 代表 佐藤 真史