壁についているコンセントの穴を良く見て欲しい。左右で穴の長さが違っているのをご存知だろうか?左側が長くなっている。これは左側にはアースが取られていることを示している。「アース」とは文字通りearthつまり地球のことだ。高圧電流が何らかの原因で機器に侵入したのを地球(地面)に逃がしてくれるもので、英語ではグラウンド(ground)とも言う。ただ、この左側のアースは洗濯機やクーラーなどの漏電による感電を防ぐためのアースとは違うので、洗濯機などのアース(緑色の線)をつないではいけない。

 オーディオ機器などで発生したノイズはこのアースを使って取り除くことが可能だ。音にシビアなプロのスタジオなどでは必ずこのアースを意識して接続している。接続の仕方は簡単だ。コンセントのコードを見ると片方に白い線(あるいは文字)が印刷されている。この白い線にはアース線が入っている目印なので、こちらを左側(長い穴)に接続すれば良い。これだけでノイズを減らすことが出来る。オーディオであれば音がクリアーになり音圧も増す。

 逆につないだからといって壊れることはないが、試してみてほしい。

2009.6.7 家庭教師センター SGW  代表 佐藤 真史  

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