先日コンセントの日記を載せたとき、思い出した話がある。

 オハイオ州にあるエジソン博物館に行くと彼が作成した電球がある。(当方は行ったことがないのだが・・・)その電球は1879年に作られたものだから今から130年前のものだ。しかし、電源を入れるとまだちゃんと点く・・・・。驚きである。電気屋で買う現代の電球は2,3年で切れてしまうのに。

 これは、現代の電球がわざと「すぐ切れるように」作られているためである。技術的には半永久的に切れない電球は作成可能だそうだ。でも、作らない。なぜなら、もし、100年切れない電球を販売すると1回買ったきりお客さんが100年買いに来てくれない。これでは電気屋さんもメーカーも倒産してしまう。仕方が無いことなのだろうが、釈然としない。

 これは電球に限ったことではない。車もパソコンもテレビもある程度の期間が過ぎれば壊れるようにわざと作ってある。理由は電球と同じだ。「使い捨てはやめよう!」、「使い捨ての時代は終わった!」などと言われるが、やめることなど出来るはずがないのだ。みなさん、生活がかかってますから・・・。でも、釈然としない・・・。

2009.6.9 家庭教師センター SGW  代表 佐藤 真史

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