ついに製作していたギターが完成した。何ヶ月かかっただろうか。3本目の製作になるが今回が一番時間が掛かった。失敗をリカバリーするのに手間取ったこともあるが何よりネックの塗装に時間が掛かった。素人がむやみに塗装するものではない、とは分かっていたのだがヘッドへのロゴの挿入やら何やらでプロに頼むわけにはいかなかった。
当然、塗装ブースなどないのでベランダで塗装した。下塗りも含めると15回も塗料を吹いた。塗装後もコンパウンドで磨いたりフレットに乗った塗料を剥がしたり、と大変だった。
でも仕上がりにはとても満足している。今回が最高傑作だと自負している。弾きやすいし、音も良い。見た目も最高だ。一番の難関のネックの組み付けも上手く行った。このネックの組み付けは当然ボディーに対してまっすぐになるようにボルト穴を開けなくてはいけない。ネックをボディーに仮組みし弦を2本だけ張ってセンターを出し、慎重にドリルで穴を開ける・・・。大変だった。
2009.11.6 家庭教師センター SGW 代表 佐藤 真史