それにしてもインフルエンザ!流行ってますね。僕が担当している生徒だけでも5人がインフルエンザになった。インフルエンザにならなくても学校が学級閉鎖になった子はほぼ全員だ。
こういう仕事をしているので絶対にインフルエンザにはなれない!単に「なりたくない」というだけではなく、僕が生徒にうつしてしまうようことはあってはならないのでなれないのだ。試験中の生徒にうつしてしまえば責任問題にまでなってしまう。
先日、インフルエンザになった生徒から「回復したので来て欲しい」との連絡があった。回復したことは嬉しいし、また元気な生徒の顔が見たくて予定を無理に空けて伺った。そうしたら生徒はまだ「ゴホゴホ」と咳がとまっていないし、派手なくしゃみを連発していた。少しの間は我慢していたがさすがに腹が立って「マスク持っていないのか?」と語気を多少荒げて訊ねた。普段冗談ばかり言っている僕が怒ったので生徒は怖気づき、「も、持ってません」とのこと。でも、こちらも生徒と密室で数時間過ごすので諦めきれず「家族の誰も持っていないの?」としつこく聞いた。その問に対しても持っていない、とのことだった。ここで騒いでも仕方がないので我慢して時間まで指導した。指導が終わり、生徒の部屋を出ると、お母さんが大きなマスクをしていた・・・。それを見て声も出なくなってしまった・・・。
生徒はまだ子供だから風邪をうつしてしまう、ということまで意識が無いのだろう。しかし、お母さんは大人なのだからしっかり対処して欲しかった。自分の子供が咳やくしゃみをしていることには気付いていたのだろうし、僕が指導に来ることも当然分かっていたはず。マスクを子供にさせるくらいの配慮はして頂きたい!僕がインフルエンザになったらどう責任を取るつもりでいたのだろうか?腹が立つし疑問である。
マスクしましょう・・・。
2009.10.18 家庭教師センター SGW 代表 佐藤 真史