エレキ・ギターは大音量で鳴らすことが多いのでギターからかなり大きな電流が出ているとお思いだろうがそれは違う。ギター本体にはコンセントをつなぐ線もないし、乾電池も使っていない(一部使うものもあるが)。ギターから出ている電流はものすごく微量のものでアンプと呼ばれる機材で大幅に増幅されてあの音量になるのである。

 だから、ギター本体でノイズが混入するとそのノイズまで増幅されてしまうのでノイズ対策が欠かせない。写真は今作成中のギター内部の写真でまだ結線はしていない状態のものだ。内部に銅箔が貼ってあるのがお分かりだろうか?この銅箔で回路をノイズから守っている。 (意外とこの銅箔を貼るのは大変である・・・)

 僕らの生活圏には様々な電磁波が飛び交っている。ラジオやテレビ、携帯はもちろん、電化製品からも電磁波が出ている。これがギターの回路に混入してノイズとなってしまう。この電磁波を銅箔が吸収して回路を守るのである。安価なギターではこの対策が施されていない。そういうギターを弾くと「なんてこの世の中は電磁波だらけなのだろう!」と思ってしまう。

 こんなに電磁波が飛び交っていて人体に影響はないのだろうか・・・。心配になる。

2009.9.4 家庭教師センター SGW  代表 佐藤 真史

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