生徒のノート見ていると、小さくごちゃごちゃと書いている。これでは、計算ミスを自ら招き入れているようなものだ。また「もったいない」と思っているのだろうか余白も殆どとっていない。見るからに窮屈である。

 字のキレイさには個人差があるだろうが、大きな字で書くこと心がけるべきだ。ミスが格段に減るし、見直すときにも理解しやすい。それから、字だけでなく図も大きく書くこと。質問に来た生徒が僕の書いている図を見て、解説する前に「あ、分かった。もういい。」と理解してしまったことが何度もある。

図を大きく丁寧に書くだけで解けてしまう問題は山ほどある。

 しかし、キレイにしすぎるのはNGである。女子の生徒に多いのだが、色ペンをふんだんに使用してカラフルなノートを作り上げてしまう。色ペンを使用するのは大賛成だが、「文房具屋か?」と思うくらいのペンを筆箱に入れパンパンになっている生徒がいる。こういった生徒はノートを「キレイに」、「カラフルに」することばかりに集中し、肝心の内容が頭に入っていない。

ノートはアートではない。

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