「出来る子」と「出来ない子」の一番大きな差は集中力である。厳しい言い方をするが集中力のない子は何をやってもダメである。どんな塾に入れても、どんな優秀な家庭教師がついても大して出来るようにはならない。だから、「出来る子」にするには

集中力は絶対条件である。

 どうしたら集中力を身に付けられるのか?これは永遠テーマであると言っても過言ではないが僕なりに今まで見てきた子で思ったことを記しておく。

 

  • 体力のある子=集中力のある子

 運動部に所属し毎日のようにハードな練習をしている中学生は勉強時間が取れないので成績があまり良くなかったりする。しかし、中3になり部活を引退した途端、成績がみるみる上がり第一志望校に合格する、といった例をかなり見てきた。これは、ハードな部活によって鍛えられた体力によって引退後の勉強が集中出来た結果に他ならない。

 机に向かうことは体力を要するものだ。だから、体力の無い子は長時間机に向かっていられない。受験学年の子が今から体を鍛えるのは難しいかもしれないが、体力と集中力の因果関係を覚えておいてもらいたい。

 

  • 興味のあることには異常に集中できるはず

 子供に限った話ではないが、人間は興味があれば尋常ではない集中力を発揮できるものだ。ゲームが好きな子は放っておいても登場する膨大な数のキャラクターの名前を完璧に覚えている。漫画が好きな子は何時間でも読んでいられる。これらは興味があるからだ。

 勉強や受験に関しても興味を向けさせれば言われなくても勉強できるようになるはず。では、どうしたら受験に子供の興味を向けさせられるのか?きっかけを与えてあげればよい。学校の文化祭等に連れて行くのが手っ取り早い。子供が気に入れば「どうしてもこの学校に入りたい!」と思うはずだ。そのパワーが勉強の原動力になる。多少邪なきっかけでも良いと思う。例えば「憧れていた先輩が入った。」とか「制服がかわいい。」とかである。何でも良いからきっかけを作ることが出来ればそれが集中力を生み出す。

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